
3時頃外を歩いていると、本当に肌が焦げそうなぐらいじりじり。
こっちに来たばかりの頃、スイス人の視線にめげずに日傘をさしていた私も、子供がいる今では自分のことより子供、ってことでもちろん日傘をさしている余裕もなく、外出時にはめいちゃんになるべく直射日光が当たらないように戦ってます。
これがなかなか難しくて、たまに顔に陽が当たると「まぶしいっすよぉ〜、お母ちゃん」ってかなり顔でアピールされます。。
はい、自分の肌を黒くしながら母ちゃんこれからも頑張りまっす

そんな暑い日が続いているベルン、無事にヨーロッパカップも終了し、平穏を取り戻し中。
店では半年ぐらい前から各店頭で盛り上がっていたサッカーグッズの売れ残り商品が、無惨にもワゴンで叩き売りされています。(半額でもいらないっつーの!!というデザインばかりだけど。。)
ヨーロッパカップ中は、ベルンのスタジアムで予選の全試合が行われたオランダファン達で街は大盛り上がりで楽しそうでした

ちょっと人混みが恐くて、試合の日は街に繰り出せなかったけど通りがかりに




そしてめいちゃんはというと、何かにとりつかれたかのように飛行機を繰り返す毎日が今も続いています。
おもちゃに夢中で遊んでいる最中にも、急にとりつかれ「シュワッチ」(←言いはしません)と飛行機やったりして笑えます。


日々のトレーニングの成果は、この腕に表れています


前置きがかなり長くなりましたが、今日の本題は「スイスの産院」

お友達が日曜日にこちらの病院で出産し、昨日お見舞いに行って来たのですが、日本と違うな〜と思ったことがいくつかありました。
お花

スイスではお花は生活の一部になっているし、お見舞いでも日本に比べてお花をあげる率って高いのかな〜と思います。空港でお花を持って彼女を待ってる彼、結構普通に見かけます。(えーえー、前回はお花どころか彼もいませんでしたよ。。。一応彼の名誉の為に言っておくとお家に帰ったら花瓶にお花を用意してくれてました

レストランでもテラス席に座っていると、お花売りがまわってくることもよくある光景。
そして次に違うな〜と思ったのは、病室。私が日本で出産した時に入院した部屋は4人部屋でした。
(病院によるのかもしれないけれど、)私の出産した病院の4人部屋はベッドそれぞれにカーテンで仕切りがされていて、基本的に常にそのカーテンは閉じられている状態。だから最初は同じ部屋なのに、どんな人がいるのかわからなかったなあ。
隣のベッドの人にお見舞いの人が来ても、声だけ聞こえるという感じ。
食事のときだけみんなで集まって食べてました。
それに対して、昨日行った友達の病室も4人部屋だったけれど(カーテンの有無は確認し忘れたけれど)、仕切りは一切無くオープンな感じ。もちろん隣の人がどんな人で、お見舞いに来てる家族もどんな人かわかります。
食事は部屋で食べていました。
部屋にトイレもありました。もしかしたらシャワーもあったのかな?
友達は、出産した当日に「シャワー浴びたい?」と聞かれたそうです。
この病室事情、どっちがいいとは言い難いけど、仕切られているのはプライバシーが守られているという意味では一人になりたい時とかよかったし、逆に仕切りが無いと明るくオープンな感じで、ちょっとお話したい時とかも気軽に話しかけられていいなぁと思いました。
そして今回一番ビックリしたのが、新生児用のベビーカーが廊下に置かれてあったこと。
なんと、入院中に赤ちゃん連れてお散歩オッケーなのだそうです

日本じゃ生後1ヶ月まで外出なんて、まずおすすめされないですよね。
こっちでは、生まれたてほやほやっぽい赤ちゃんを町中で見かけたりはよくするのですが、まさか入院中から外出オッケーとは本当に驚きました。
空気がきれいだからいいのか?日本人とスイス人では身体の作りが違うからか?よくわからないけど、所変わればやり方も色々なんだなと改めてビックリでした。
「上の子がいるから」と出産2日目で退院していくお母さんもいるそうです。本当にタフ。状況的にそうせざるを得ない人もいるのかもしれないけれど、こっちの人はガタイもいい分、基本的にタフです。
日本人は勤勉さとど根性においてはきっとどの国よりもタフだな。。