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2007年04月28日

悪戦苦闘のパリマラソン3

オレ、何のために走ってんの?ばかじゃね?なんて気持ちになってくる。
中途半端に右膝を曲げると痛い。歩くとか、走る行為って、絶対膝曲げるでしょ。でもこれが痛いのよ。だから膝を曲げられない。

ではどうするか、

体を左に傾けて走る・歩くをすればできるのよ!

って事に気づく。

あぁー屈伸したい。思いっきり膝の屈伸がしたい。出来るけど、今の私が出来る屈伸というのは、完全に曲げるか、完全に伸ばすかの2値。0か1。デジタル。

その間を楽しめない!!

15キロ地点ではもはや50メートル走って、うずくまり、50メートル歩く。普通にうずくまると膝が痛いから、両手を先に地面につけてからしゃがむ。

ばかじゃね、おれ?なにやってんだろ、お金払ってさ。

50メートル走ってうずくまり、50メートル歩くを1サイクルとすれば、

1キロで10サイクル

10キロで100サイクル

残り27キロで270サイクル!!


無理っしょ、無理だよ、こりゃ無理だ。


後ろを振り返れば、ランナーがあまりいない。スタート当初はいっぱいでオナラも出来ないほどだったのに、ガラガラだ。

プップカプップカ余裕だよ。

後ろのランナーはみんなまだ走れるから私は抜かれていくいっぽう。規定時間は5時間だそうだ。

孤独だね。

なんの為に走ってんだー?なんて考えていたら、
背中に文章を掲げて走っている女性を発見。

その文章は

「This is for you, Dad」

ぱぱ、あなたのために走ります。

といったところか。その女性の走り方は明らかにもう参っている感じである。
でも頑張って走ってる。父のために。

あーなんかすごいなーって純粋に尊敬しました。


この頃からでしょうか。歩道で見てる人が私を応援してくれるようになったのは。

私の背中にはローマ字でファーストネームが書かれたゼッケンが貼ってある。

それをみて

「アーレ M! アーレ M!」(アーレはフランス語で、行けって意味。Mは私の名前)って応援してくれます。

感動です。フランス人が、しょうもない走りをしている私を応援してくれるんです。

私は片手を上げてそれに答えました。そして走れるときは走り出しました。


どうにかこうにか20キロまではこれました。リタイアを考えましたが、ここまで来れば後は半分!

完走できるか分からんが、行ける所まで頑張ろうと決めました。


なぜそう思ったか。



途中、あるお爺さんを追い越しました。

そのお爺さんは、両手で松葉杖をついて走っていました


えー!って心の中で叫びましたよ。めっちゃ大変ジャン!なんでそこまでして頑張るの?しかもお爺ちゃんだよ。

目頭が熱くなる。

オレ、甘かったわ。ちょっと膝が痛いくらい、ちょっとオナラがでるくらい、

なんだってんだ!!!

(実際は膝はめちゃ痛いし、オナラもすげー出てるが)


今私が追い抜いたお爺さんは、多分、規定時間の5時間では走れないだろう。でもだ、でも頑張って欲しい。休憩しながらでいいから是非完走してもらいたい。

もうみんな仲間だよ。パルだよパル!ジワ〜。

なんて、走りながらガスを抜きながら一人で勝手に熱くなる。



現時点で20キロ。ここから先が地獄。マラソン初心者の私には生き地獄だよ。


でも、つらい事だけではありませんでした。

道路でうずくまり、立ち上がろうとした時、後ろから走ってきたおじさんランナーが立ち止まって手を貸してくれた。

ああ、ありがとう。


見物人が、「アーレ M! アーレ M!」と励ましてくれる。
それに答えて走り出すと、なんとその見物人も横で走ってくれた。

ありがとう。



うずくまっていると、あるランナーが

「大丈夫か?後からまた走ればいい」

と励ましてくれる。

走りだしてそのランナーを追い越して、またうずくまっていると、

「ゆっくりきなよ」

ってまた声をかけてくれる。

ありがとう。


おばさんランナーは、走りながら食べる用のお菓子をくれた。
ありがとう。


多分、トップランナー達は、このような経験ってしないんだろうな。

底辺のランナーだからこそ、皆さんの気遣いに本当に感謝できる気がする。

あ、これって人生も同じかな。私、お金の有難さがめちゃ分かる。あ、涙が・・・。


途中、

何度リタイアしようと考えたことか。
何度子供のチャリを強奪しようと考えたことか。
何度ローラーブレードを強奪しようと考えたことか。
何度タクシーを捕まえようかと考えたことか。
何度セーヌ川に身を投じようと考えたことか。

でも少しばかり期待している私の妻や友人がいるので、諦めることが出来ませんでした。

なにより悔しいでしょ。


30キロ地点周辺で、私を探して待っていてくれた妻と会う事が出来ました。
下はその写真。手と口にはオレンジです。後ろはエッフェル塔


paris



元気をもらいました。

妻よ、ゴールで待ってろよ。



この時点でのタイムは忘れましたが、規定の5時間でゴールは絶対無理でした。

ここからゴールまでは、特に書くことはありません。

ただ膝が痛い。つらい。それだけ。

残り12キロに必要なものは、

気合・努力・根性のみ。


時間オーバーで失格でもいいから完走する

もうそれだけです。




結局6時間45分かかって42キロを完走。


もらえないと思っていたメダルも貰えました



メダル


応援してくださった方々、一緒に走ってくれた方々へ。

皆様のおかげで完走することができました。

ありがとうございました。


おわり

あとがき
posted by MM at 23:45| Comment(8) | TrackBack(0) | パリマラソン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月26日

悪戦苦闘のパリマラソン2

どうにもこうにもunkoを我慢できなくなったので通り沿いのカフェへ入ってトイレを借りようとお願いした。

が、

明らかにお客でない私

「ダメ、トイレない」


と断られる。いや絶対あるでしょ!トイレ、って心の肛門が叫ぶ。


くやしいぜ。オシャレしてないから?汗だくだから?

しばらく我慢して2キロは走りました。


ホテルならトイレ借りれるかなー、さすがに五つ星のホテルは敷居が高いよなー

なんて考えながら走っていると、前を走っていた男性がおもむろに歩道へそれて喫茶店へ!!


あああ!この人、オレと同じだ。立ちshonなら外だもん。と思って私もついていく。

そして私の感は的中で、その男性の後で、私の本当の肛門が叫び終える。

トイレからでた私を店内の人たちが、「ガンバレー」と応援する。


有難いです、そのお言葉。まさに身も心も軽くなった私は、

あ、こりゃ完走できるぞ、

なんて甘い、甘〜い考えをしてしまった。



でもやっぱりやっぱり甘くはないよ、人生は。

この時点で約8キロ

だんだん膝が痛くなってきた

10キロ地点で歩き始める。タイムは約1時間10分。

もう、歩くだけで痛い。

やっぱりね、そうだよね、こ〜なっちゃうよね。リタイアかなー。
はじめは5キロが目標だったから、10キロ走れれば、OKか

でもさー、

くやしいじゃん、

情けないじゃん。でも膝が・・・。

だからせめて20キロは走ろう。歩いてでも半分は行こう。そう決めました。

100メートル走ってはうずくまり、100メートル歩く。これを繰り返す。

10キロ地点からその先3キロまではこれで何とかごまかせた。残り29キロ。



でももう右膝は完全に壊れてた。


続く
posted by MM at 23:52| Comment(4) | TrackBack(0) | パリマラソン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月21日

悪戦苦闘のパリマラソン1

色々大変な事が起こりましたが、パリマラソンから生きて帰ってこれました。

今年に入ってから練習を始め、3月からは道路の上を走るようになりました。そして右膝を故障しました。
その時は2キロ走るともう痛くてだめでした。歩いても痛くて。

こりゃもう完走は無理だな、パリマラソンの雰囲気を味わいに行こう、と決心し、それ以後の約1ヶ月間まったく走っていませんでした。42キロ?大変だね、俺は観光だよ、観光。と、半ば人事の様に考えていました。



マラソン前日に友人とパリで再開する予定でした。ベルンからTGV(電車)に約5時間乗ってパリへ。朝出発だったのでベルンのマクドナルドでフライドポテト大盛りの朝マック。

友人と再開し、夕飯はビールにステーキにポテトを食べる。ついでに妻のポテトも手伝ってあげる。


しかし、これがいけなかった。間違いであった。


マラソン当日の朝は、昨夜買っておいたバナナ3本とヨーグルトを食べる。(バナナをこんなに食べたのは小学生以来だなー。)

次、unko出す。

そしていざ凱旋門へ通じるシャンゼリゼ通りへ。



いやーめちゃくちゃ人がいました。ごった返してました。リタイアするにもかかわらず、ちょっと緊張してきました。
友人が「ちょっとトイレ」といってシャンゼリゼ通りの裏路地へ行ったので私もついて行く。連れshonだ。
どうやら私だけでなく結構な人が裏路地へ消えていく。

あれ〜、でもおかしいぞ〜。トイレないじゃん。

なんとみんな、立ちshonじゃん!

シャンゼリゼ通りといえば、ブティック街。ブランド街。そしてみなさんその店舗へ容赦なく立ちshon。
もちろん私もした。今思えばルイ・ヴィトンにしておけばよかったな。

とにかく、この日だけは公に立ちshonが許される日なのだ!(本当か?)

そしてスタート。

下がその写真。スゴイッショ。

Paris.jpg
引用;パリマラソンHP

スタート直後、応援に来た妻とその友人達と奇跡的に会えた。

シャンゼリゼ通りの脇には、ところどころ整備された花壇があり、非常にきれいでした。ただその中でも立ちshonしてる方々がいました。

まさにシャンゼリゼ通りは、異様な熱気に包まれていました。

私は膝が痛み出すのを恐れてゆっくりとしたペースで走りました。1ヶ月間走っていなかったので、膝は思いのほか順調。数キロは走れた。

あ、これいけんじゃん!なんて考えちゃったりしました。


でも、


甘くはないよね。それが人生ってモンよ。そうでしょ?そーだよそーだよ、ソースだよ。

私に何が起きた?

その第一は、

オナラがめっちゃでる。レース始めはまだ込み合ってて後ろに人がいたからずっと我慢。
おおおぉぉぉー腹が張ってきた。

第二は、猛烈にunkoしたくなってきた。朝出たのに〜〜〜〜!!!なんでやの?なんでなん?


そうか、そうだよね、普段ステーキとか食べないし、フライドポテトを大量摂取したもんね。当然だよね。
ああああぁぁぁ〜も、もれるーーーー。


友人が、練習で走った時、ふと、から揚げを思い出したそうだ。その後30キロ、ず〜〜〜〜っと、から揚げを考えながら走ったそうだ。
どうやって食べるか、調理法とか、ずぅーっと。


その気持ちがわかる。ものは違えど、一度気になる事があるとそれが頭を離れない。
(というか、私の場合は生理現象だから話が違うかも)

今、頭の中を支配しているのは、どうやってブツを出すか、どこで出すか、オナラを出すと危険か?それだけであった。

走り始めてまだ5キロ。


先は長い。

続く。
posted by MM at 20:37| Comment(6) | TrackBack(0) | パリマラソン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年04月14日

パリマラソン

では、パリマラソンに逝ってきます。
2006年11月20日参照

パンツの替えは、用意した。
posted by MM at 06:24| Comment(2) | TrackBack(0) | パリマラソン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年11月20日

ランニングハイとは

「来年のパリマラソンにでよう。」

アメリカで研究している同期から、そのようなメールをいただいた。
http://www.parismarathon.com/marathon/2007/us/index.html

おもしろそうなのでさっそくエントリー

中学校時代、たしか「歩け歩け大会」なるものが開催され、浦和から
40kmただ歩いた。このときも、面白そうなのでエントリー。

7-8時間かかってゴール。もちろん、死んだ

全身筋肉痛で2週間は廃人と化した。
まさにボロ布となった。


で、今回は42kmを走るわけだ。

開催日は2007年4月15日

でもさ、

正直、厳しいだろう。もう30手前。サッカーは長年やってきたけど、
フルマラソンは一度もやったことがない。最近は運動もロクにしていない。

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「もう疲れた誰か助けてよ!」
そんな合図出したって
誰も観ていない ましてタイムを告げる笛は鳴らねぇ
なら 息絶えるまで駆けてみよう 恥をまき散らして
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これはMr. Children [ランニングハイ]の歌詞の一部である。

花の都パリ
ああ、私は本当に恥をまき散らして走っているだろう。

泣きながら走っているかもしれない。

まあ、それもまたよきかな(遠い目)。

あ、そうか、いやまてよ、

精神をランニングハイにまでもっていけばいいんだ!!

そうすれば涙は出ているが、悲しげではない。

鼻からは、鼻水を垂れ流し、口からは舌をチラッと見せながら
下では脱糞している

が、

恍惚とした表情で走っているかもしれない。

そうだ、これが本当のランニングハイなのだ。

きっとそうだ。

よし、当日は代えのパンツを持っていこう。


そうしよう。




・・・・




まてよ、オムツで走るって手もあるな・・・。
posted by MM at 01:13| Comment(3) | TrackBack(0) | パリマラソン | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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