在日スイス大使館の玄関前に立つ。中へ突入するには(記憶では)階段を2,3段上り、ガラス張りの引き戸を二つ越えねばならない。いざ出陣。
まずは、
ホップ!で階段を一気に上がり、そして、
ステップ!で第一の扉を開き中へ、最後に、
ジャンプ!ドガッ!!!
ありゃりゃりゃ!?
鍵かかってるみたい。とっさに「あの〜すみませ〜〜ん!」
あっ!!!やっても〜た〜!
ばりばり日本語使っちまった〜!
中から日本人らしいお姉さんがOffice内から自動でロックを解除。しょっぱなから失敗です。恥ずかしい。てか・・・、何でロックしてんの?ロックしてるなら張り紙だしてよ。捻挫しちゃうよ?ね〜。私より勢いある人きたら
手首捻挫しちゃうよ?ってひとり心の中で三村突っ込みをいれる。
私はもう一度「すみません」とオジギしながら中へ入ることができた。すでに
「あhhhh〜」は海馬から消えている(
いざ、在日スイス大使館へ!参照)。お姉さんを確認後、またも「あの〜すみません」と日本語。
ああ〜〜完全に日本人だ。
お姉さんの対応は非常にきびきびとした、ビジネスライクな、悪くいうとそっけない対応であった。都会はこえ〜ぞ〜。
私は用件を伝えたところ、「スイスで雇われることを証明するものを今日、お持ちですか?」
とたずねられる。
がび〜ん。んなもん持ってきていません。
「ではお持ちになってまたきてください。」と
うそ〜〜ん。ショック!早起きしてはるばる田舎から出てきたのに。ホームページに書いてなかったよ。冷たいな〜〜
都会はこえ〜。
ここで帰れば
私の完全敗北である。そこで
私はごねた。手足バタバタはしなかったが、ゴネタ。在日スイス大使館でゴネタのだ。しかし、極めて丁寧に。
その結果、まずは持参した戸籍謄本を大使館が預かり、スイス就職を証明する書類を私がFAXすればOKにまでこぎつけた。もし、書類が適切であれば戸籍謄本から英語の結婚証明書を発行し、郵送してくれるという。これは
私の逆転勝利である!ただ、正確な金額はわすれたが、送料こみで6000円強を支払った。ま〜勝利だ。
都会もたいしたことないな、ふん。
軽快な足取りで、大学へ戻るための列車に乗る。その時、ふと思った。
領収書もらってない・・・。
もし、FAXする書類が不適切であり、結婚証明書が出せない場合、支払ったお金どうなるの?だって領収書もらってないし。やはり都会って・・・。
まさかこれは、
ロスタイムでの失点による逆転負けか?・・・・・・・
しかし一週間後、
無事に在日スイス大使館から結婚証明書が届く。が・・・、
あけてびっくり。
ドイツ語じゃん!英語で、って言ったのに〜〜!
多分平気だと思うけど・・・。まーいいや。
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今日の英単語:Take編
1)take on、2)take a chance、3)take place、4)take pride、5)take up
答え