(米国獣医学会:安楽死に関する研究会報告2000)
今日私は朝7時50分に研究室へ到着。
午前10時30分まで学生実習を担当。
10時35分、自室に戻る。
その後、急激に眠くなる。
ピンク色した半睡のまどろみの中、先日行った実験の解析を始める。
だがそのピンク色が次第に濃くなっていく。
我慢できずに机に突っ伏して寝始める。
・・・。
誰かがドアをノックする音が聞こえる。
半醒半睡の中、重い声で返事をする。
どうやら20分間位は爆睡していたようだ。
その間、全く夢を見ていない。
入って来たのは大学院生で、私の顔をみるなり、
「なんかすごい疲れてるみたいだけど大丈夫?」
と聞かれ、用事を済ませると出て行った。
しかし、なんなんだ、このまどろみは?
今までに経験したことないぞ。疲れてるのか?
相当疲れてるのか?
いや、そうではなかった。
なんと、
昨日実験で使ったハロセンの瓶が全開で、この密室の部屋に置きっぱなしであった!
私は、部屋内に充満した気化したハロセンを吸い続けていたのであった。
BND(ドイツ連邦情報局)か、
MI6(イギリス秘密情報部)か、
KCIA(韓国国家情報院)か、
MSS(中国国家安全部)か、
SVR(ロシア対外情報部)か、
DGSE(フランス対外安全総局)か、
はたまたCIA(アメリカ中央情報局)の仕業か?
または身内の
防衛庁情報本部の仕業か?
秘密工作員による犯罪の匂いがプンプンだぜ。
(と思っているのは本当に私だけであろう)
まー皆さんのご想像通り、ただ自分で閉めなかっただけ、という確率は65%はある。
いや、そんな事はどうでもいいんだよ。
本質的な事はさ、
誰もこの部屋に来なかったら、今頃私はピンク色したまどろみの中から、
帰って来れなかったかもしれないな〜。
ってことでしょ!
ラベル:ハロセン